【Lesson】E.Koehler 35EXERCISES for Flute Op.33 No.8  【FISCHER版】

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    Tempo di Valse moderato


    3/4拍子 d-moll  con eleganza 優美に





    冒頭 2拍目裏からアウフタクトで始まりますが、最初からテンポ、拍子を確認して吹き始めましょう。

    裏から始まるスラーのアーティキュレーションで拍子感が失われないよう注意します。

    4小節目からはじまる【p】のフレーズは

    |A-|G-|F-|ED|C#|

    基本的な音列を意識しましょう。

    3段目 【f】は、強くというよりも、密度の高い音色で、次の【p】フレーズとの対比を出します。
    【p】フレーズは、特に3拍子を意識しましょう。
    跳躍するまえの音、1拍目の 〔C#〕、〔H〕は、それぞれテヌート気味に。

    以下、音は変わりますが、同じ表現で。


    allargando - C-Dur espressivo

    転調前のフェルマータの位置

    〔Eb-D|C・・〕 

    C-Durになった1拍目までが、フレーズです。


    3連符になってから、それぞれ1拍目にアクセントが書いてありますが、

    すべて同じではなく、3拍子なので

    |強 弱 弱|強 弱 弱|

    を、意識しましょう。

    旋律をよく歌って、浮き出て聴こえるように。


    un poco rit

    は、次の dolce a tempo

    を誘い込むように、鮮明な音色から柔らかな音色に徐々にシフトします。


    risoluto 決然と

    C-Dur の dolce のフレーズから、 g-mollの強いフレーズへと突然変化します。

    「今まで晴れていたのに、突然雨が降り出す」とか「幸せだった主人公に劇的な不幸が訪れる」とか、

    自分のなかで、場面転換のドラマを持っておくと、良いと思います。


    しかし、risoluto は、逆境に立ち向かう心境だと思っています。

    ドラマチックに仕上げましょう。



    Tempo I


    リフレインの場面です。
    はじめのテンポ感を、思い出しましょう。


    Piu lento

    遠ざかるように。幕引き。


    Piu vivo D-Dur con fuoco 火のように

    低い〔D〕は、例えばパイプオルガンが DF#A の和音を鳴らすようなイメージで。



    終わりから7小節

    |D-C#|D-C#|D-E|F#-E|D--|

    を、意識しましょう。


    最後は、D-Durの主和音が聴こえてくるかのような音色で。





    ケーラー : フルートのための35の練習曲 第1巻/カール・フィッシャー社







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