ヴェニスの謝肉祭(ジュナン) フルート2重奏完全版

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     フルートを初めてまだ間もないころ、マルセルモイーズの演奏するヴェニスの謝肉祭を聴いて衝撃を受けたのを覚えています。アルテスの一巻を練習していたので、指も音もおぼつかなく、フルートという楽器でどんなことが出来るのか、ロングトーンや付点のリズムを吹きながら、なにも想像もできなかったところ、およそ同じ楽器とは思えないほどに、華麗なテクニックで生き生きした音楽は、幼かった心を突き抜けて痺れさせ、音楽の道に誘われたといっても過言でありません。この曲をこんな風に吹きたい、との思いを持って日々精進しているところですが、昔受けた衝撃も今も変わらず、モイーズの録音を聴くたびに感じています。
     広く知られているモイーズのレコードは、序奏のカデンツァから始まりテーマ、第2変奏、第3変奏、飛んで第8変奏で終了となります。昔のSPレコードの収録時間の関係で、大幅にカットされたらしいですが、これだけでも十分に凄さのわかる演奏です。やはり当時も爆発的にヒットしたレコードだったようです。

     今回は、そんなモイーズへの思いも込めて、全曲を2重奏へ編曲しました。
    序奏、間奏を含む全てのヴァリエーションの完全版です。もともとのフルートパートの演奏部分はそのままに、ピアノ間奏部分を補筆しました。
    ピアノパートは2ndパートへ可能な限り原曲に近くアンサンブルが成立するように編曲しました。

    なかなか全曲を通して演奏することのない曲ですが、ピアノパートも含めて、必要最小限の伴奏の中で演奏することで、いっそう曲に対する理解が深まると思います。

    また、新しい2重奏のレパートとして演奏会やレッスンでもお役に立つのではないかと思います。



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    (コンビニ印刷にも対応しています。詳しくはこちら

    ¥998(税込み)

    A4サイズ 27ページ(表紙含)
    ・1stパート譜 10ページ
    ・2ndパート譜(スコア表示)16ページ
    ※2ndパートは1stの動きを見ながらの演奏が適しているためスコア表示です。

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    ヴェネツィア・カーニバルが誕生したのは1162年
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    齋藤寛フルート研究所・Japan Duo Notes

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